骨密度測定装置導入のお知らせ

日本は世界一の高齢化社会で、骨粗しょう症の患者さんは、男性200万人、女性が800万人、合計1000万人と推定され、今後も増加傾向にあります。
そのような状況で、骨折して寝たきりになる人の急激な増加が懸念されており正確な骨密度測定による骨粗しょう症患者の早期発見、治療、予防が必要とされています。

よしながウイメンズクリニックでは、オムロンを設置しています。

【当院の検査機器について】 この検査は鍾(かかと)骨を超音波が通過するときの変化によって骨密度を測定しています。
測定にX-線を使用しませんので、児童や妊婦も含めて、どなたでも安心して測定できます。
骨粗しょう症の一次スクリーニングを行うのに最適な装置です。

  1. 最新鋭で、測定精度の優れた骨密度測定装置を設置し、あなたの骨の丈夫さ、硬さを知ることができます。
  2. 検査部位は踵骨(かかとの骨)で、椅子に腰掛けて、足首の部分を装置に置いていただくだけの簡単で手軽な検査です。
  3. 超音波での測定のため被ばくがなく、安心してご利用いただけます。
  4. 検査時間は約30秒で行なえ、痛みもありません。
  5. 検査結果については、わかりやすくご説明いたします。

骨粗しょう症について

骨粗しょう症とはどんな病気ですか?

骨密度(骨塩量)が低下し、骨の内部がスカスカになって、骨が弱くなってしまう病気です。 原因は、カルシウム不足や骨の新陳代謝(骨の形成と骨の吸収)のバランスが崩れることなどです。一般的に、高齢者、閉経後の女性、痩せている人、運動不足の人、カルシウム不足の人に多いとされています。骨しょう症になっても、最初は何の症状もありませんが、そのうち腰や背中が痛くなったり、曲がったりしてきます。ひどくなると骨折を起こして寝たきりの原因にもなります。 寝たきりの原因の第1位が脳卒中、第2位が老衰、第3位が骨しょう症による骨折であることから、高齢社会が抱える問題の一つとなっています。

どうなってしまうの?

一番の問題点は骨折しやすくなるということです。とくに負担のかかる大腿骨の骨折が深刻な問題です。高齢者は、敏しょう性に欠け、骨も老化のためにもろいので骨折しやすいと、誰もが漠然と考えています。ところが、「ちょっと廊下で滑った」とか「布団につまずいた」といったような、ふつうでは骨折するはずがないような、家庭内のちょっとした事故が骨折の原因の多くを占めている現実はあまり知られていません。また、背骨が圧迫されてつぶれていく(圧迫骨折といいます)と、背骨が丸くなり内臓が圧迫されるため消化不良や便秘になったりします。
骨粗しょう症ではそこまで骨がもろくなっているのです。

骨が減ってしまう原因とは?

骨は固いので、一度つくられると変化しないようにみえますが、実際は絶えず活発な新陳代謝をしています。身体の細胞と同じで、丈夫でしなやかな骨を保つためには、古い骨を壊し、たえず新しい骨に作り変える必要があるのです。
骨の量は、30歳くらいまでは増加しますが、40歳代になると加齢に伴い骨がもろくなり、また女性の場合、閉経後は骨の形成を促進する女性ホルモンの減少によってさらに骨がもろくなってしまいます。

早期発見のためにはどうしたらいいの?

骨粗しょう症が病気として診断されるのは骨密度検診などで問診や骨量測定をしてはじめて・・・という場合が多いようです。他の病気と一番違うのは『自覚症状がない』ことです。骨が痛いということはなく進行していき、何かの拍子に折れてしまうという点が一番やっかいな病気です。
半年~1年間の間隔をあけて骨量測定を行えば、実際にその間の自分の骨の変化が分かり「今回も引き続き骨量が減少しているか?」「今までの生活で大丈夫なのか?」を判断することができます。
食生活や、運動などの生活上の注意を行った予防、あるいは早期治療がはじめられます。

骨密度測定結果サンプル

骨密度の測定を行った場合、このような測定結果をおだししております。
骨粗しょう症検査について、詳しくは当院スタッフまでお気軽にお尋ねください。

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